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ホントの記憶とニセの記憶

くろさん

スーパーやコンビニのレジ袋が

好きな猫は多いと思うのですが、

 

くろさんは、子猫の時から

レジ袋をとても怖がります。

 

多分、レジ袋に入れられて

捨てられていたのではないかと・・・

想像ですが、、、

 

ガサガサ音が少しでも聞こえると、

猛スピードで小屋の隅っこに隠れ、

絶対に出てこようとしません。

 

「大丈夫だよ」と呼んでみても

ピクリとも動きません。

 

草むらの中にうずくまり、息を潜め、

ジッと親の帰りを待っている

ガゼルの子そっくりです。

 

おそらく、

レジ袋の中に入れられていた時と同じ姿で

隠れているのではないかと思われます。

 

ユサユサ揺られながら 、

不安で・・・

怖くて・・・

きっと、思い出しているのでしょう。

 

ホントの記憶は、

瞬間、体全体に表れるものなのですね。 

 

 

 

一方、私が子どもの頃、

魚売りのおじさんが

自転車の荷台に

魚をいっぱい積んで

ほぼ毎日のように

売りに来ていました。

 

おじさんが来ると、

近所の子どもたちが集まり、

魚をさばく様子を

興味津々でみていたものです。

 

もちろん、私もその中の一人でしたよ(^^ゞ

おじさんは、まな板と包丁、バケツを

手際よくスタンバイ。

 

魚の内蔵を出し、

バケツで洗い、

注文に応じて

三枚おろし、お刺身などに

パッパとさばいていました。

 

そんな中、私の記憶には

カワハギの皮をツルンと剥いでいる

おじさんの姿がしっかりと残っているのです。

 

いつもいつも

カワハギの皮をツルンと剥がしている

おじさんの姿が・・・。

 

「私の家は、カワハギばっかり・・・なんで?

なんで?おかあちゃんは、

カワハギしか買わないんだろう?」

 

そんなちょっと不満気な子ども心も

記憶に残っていました。

 

 

大人になってから

 

 

「昔、なんでうちの家

カワハギばっかり買ってたん?」

 

 

母に聞くと、

 

 

「カワハギばっかりなんか

買ってないがー」

 

 

という答え。

 

 

「えーっ!!!」

 

 

そういえば・・・

カワハギの皮をツルンと

剥いでる記憶ばかりで、

 

カワハギを食べている

記憶がまったくないのです。

 

そんなにたくさん皮を剥いでいる

カワハギの記憶があるなら

当然セットとして、

カワハギばかり食べて

うんざり顔の記憶もあっていいはずなのに・・・

 

と考えていた時、

気づいたんです。

 

私は、カワハギの

皮剥ぎに興味いっぱいで、

他の魚に目がいかず、

記憶がカワハギばかりになり、

結果、カワハギばかりを買っていたんだという

ニセの記憶が出来上がったのだということを。。。

 

カワハギ、カワハギって・・・

書いてて、自分でも恥ずかしくなっちゃいますね。

あのぉ~、昔のお話なので・・・あしからず^^; 

 

 

「昔はよかった」

よく聞く言葉ですが・・・

ひょっとしたら、

ニセの記憶かもしれませんよぉ。

 

 

猫は、ホントの記憶しかないことは

間違いありませんけれどね(^^)。

 

 

 

 

今日のくろさんです。

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外の空を見上げながら、

耳をアンテナのようにくるくる回しています。

雨の時はもちろんですが、

今日はくもりでも外に出ないことに決めたらしいです。

 

一生懸命ネットで天気予報を見ている私からすると、

羨ましい限りですね。