「頑張れ!」大っ嫌いな励まし言葉。

今日、郵便局でイスへ座って順番を待っていると、

70代ぐらいかな?...夫婦だろう二人がミツコのお隣へ座りました。

ミツコがよく行くホームセンターの袋をぶら下げて...中は運動靴みたい。

 

時間はちょうどお昼の12時。

テレビはNHKのニュース、画面は大きな被害が出た倉敷の真備町

ヘリコプターで上空からの映像が映し出されました。

「家(うち)の辺(あた)りかしら?」妻

「・・・・・」夫

「通帳、水没してぐちゃぐちゃになったって言えば変えてくれるかしら?」妻

「うん........」夫

とても言葉遣いが上品な奥さんでした。

ミツコの住んでいる町へ子供や親戚がいるのかもしれませんね。

 

被災者と、じかに会ったのは初めてです。

ミツコは何も言わず、テレビの画面をずっと見ていましたが、

心はすごく重かった。

こんな時、何も言えないものですね。

 

ネットで、被災者に同情の励ましを書いてる文をよく見るけど、

ほんと、上っ面だけで「要らん!」

無関係の平和な見知らぬ人しか書けない文ですよね...空々しぃ。

 

ミツコは「頑張れ!」が、昔から1番嫌いな言葉でした。

まっ、人それぞれでしょうけど。

 

今日もヘリコプターが、よく飛んでいました。

良いことは、列車が動き出したことかな。