天才 VS 天才

親子ほどの年の差をみじんも感じさせない天才二人

 

2023/02/19

羽生善治九段藤井聡太五冠

現在、王将戦の真っ最中。

 

第四局を終え、2勝2敗と伯仲している。

 

『プレジデントFamily』編集部は昨秋、

将棋日本シリーズでの直接対局の前に

2人の天才にインタビュー。

 

「どのように集中力をコントロールするのか」

と質問をすると、その回答はほぼ一致していた――。

 

将棋の棋士

羽生善治九段と藤井聡太竜王は、

「天才」の筆頭格ともいえる存在。

 

 

ともに棋士の養成機関・奨励会をスピード卒業し、

中学生でプロデビュー。

 

 

羽生九段は1996年、25歳の時に竜王、名人をはじめ七つのタイトル独占を果たし、2017年には、各タイトルを一定回数得た者だけに許される「永世称号」を、

7タイトルで名乗る資格を得た。

 

 

一方の藤井竜王は、デビュー戦から29連勝という大記録を打ち立て、かつての羽生九段を上回る勢いで勝ち続け、

現在20歳にして8タイトル中五つを獲得中だ。

 

 

2人に、

集中するためのヒント、

物事を上達するためのコツ

を伺った。

 

集中力の高め方

 

「対局の前には、こんなふうに進むかもしれないと考えたり、シミュレーションをしたりします。

 

でも、だいたいはシミュレーション通りには進まないので、予想外のことが起きても対応できるよう、心の準備をしておきます。

 

つまり、

『予想外のことが起きるものだ』

と考えておくことです」

 

「失敗したなと思うときもありますが、失敗したことにとらわれてしまうと時間がなくなってしまうので、意識して気にせず目の前のことに集中していきます。

 

『何でこんなことをしたのかな』と理由を考えたくなってしまうのですが、過去は振り返らない。

この一点に尽きます」(羽生九段)

 

 

2人の方法はほぼ一致していた。

 

 

考えるべき場面を迎えてから、

一気にスイッチを全開にして

集中力を高めるのではなく、

事前にシミュレーションをして頭も心も温めておく。

 

そうすることで、

最初から一定の集中力を保って

取り組めるということだ。

 

 

また未来の展開を決めつけずに、

幅を持たせて考えておくことで、

ハプニングにも柔軟に対応できる。

 

 

習い事の発表会や、スポーツの試合、実力テスト

などのときにもこうした方法は役立つかもしれない。

 

 

上達に大事なこと

 

 

羽生九段は、

「集中する時間を長くすることが

上達につながっている」と断言する。

 

 

何かに夢中になることで培った集中力は、

ほかのことにも転用できると羽生九段は考えている。

 

 

「遊びでもスポーツ、アウトドアでも、

興味を示すものならなんでもいいと思います。

 

さいころから

“今日この日に関心がある”

ことに集中して上達する経験をたくさんしていると、

成長して別のことに興味が移っても

集中しやすくなり上達できると思います。

 

 

あくまでも本人の興味次第なので、

必ずしも誰もが勉強に集中できる

というわけではないと思いますが(笑)。

 

 

一つのことでうまくいくと、

いろんなことに集中したくなり、

好奇心の幅が広がっていくというのは、

すごくいいサイクルですね。

 

 

でもこのサイクルに入るまでには

いろんなことを経験して試すのが大事だと思います」

(羽生九段)

 

 

 

一方、

藤井竜王はどのように考えているのか。

 

上達には“楽しい”という気持ちが欠かせないと言う。

 

「将棋に関しては、強くなりたいという気持ちはありましたが、どうやったら上達するかを考えたことは

実はあまりなくて……。

 

私の場合は、ただ将棋が楽しくてたくさんやったら

強くなったのかなと。

 

“楽しむ”ということが、

上達するのに一番の近道なのかなと思います」

president.jp

 

2人の天才の上達のコツは

「集中」「楽しむ」ことだそう。

 

 

好きなことをしていると

楽しいから自然に集中します。

 

だから

飽きない好きなこと

見つけられればラッキーだと思うのです。

 

 

 

ミツコのお父ちゃんはミツコが生まれたときにはすでに囲碁を打っていたので

なんとなくルールはわかるのですが、将棋を指す知人は記憶にないですね。

もっぱら麻雀w

 

 

今月、ある研修があり実践もあるので

『予想外のことが起きるものだ』.....注意しよw

 

 

 

🐰追加

先日、よく聞いているローカル📻「音楽の扉」のゲストが、

岡山フィルハーモニック管弦楽団事務局長の野村俊一さんでした。

この方はホルン奏者なのですが指揮者になりたかったのだそうです。

「好きなことと向いていることを見極めること」

とおっしゃっていました。

 

 

ニャルほど ♪♫♬

 

 

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